大谷翔平、生み出した破壊音「すご」 初の本拠地マウンドで…「マジ神ってる」

ライブBPで登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ライブBPで登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2度目のライブBPでマイナー選手相手に29球

【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間1日・ロサンゼルス)

 剛腕を改めて示した。ドジャースの大谷翔平投手は31日(日本時間6月1日)、本拠地でのヤンキース戦前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。ダルトン・ラッシング捕手とのバッテリーで、マイナー選手を相手に29球を投げ、バットをへし折る剛球を披露し、「破裂音すご」とファンも驚愕している。

 前回25日(同26日)から中5日での登板。左打ちの1人目の打者に対し、8球目の直球で相手のバットをへし折った。ドジャースタジアムには鈍い音が響いていた。4人目の打者に対しては直球で見逃し三振を奪っており、ラッシングは体感で95〜97マイル(約152.8〜156.1キロ)だったと振り返り、「彼は今いい状態だ。ボールの出方もいいし、今はすべての球種に自信を持っているように見える」と分析した。

 大谷がドジャースタジアムのマウンドに立つのはエンゼルス時代も含めて初めて。生み出した衝撃音に「破裂音すご」「生き生きしてる」「なんか感動」「マジ神ってる!」などとファンも驚いていた。大谷は2回を想定して16球、13球の計29球を投げた。打席結果は投ゴロ、一ゴロ、四球、見逃し三振、遊直、右中間二塁打、左前打だった。

 この日のヤンキース戦には「1番・指名打者」で出場する。ライバルのアーロン・ジャッジ外野手との“MVP対決”も注目されるなか、今度は大谷自身がバットで強烈な“音”を生み出せるのか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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