憧れる大谷翔平が目の前に…18歳が叶えた夢、対戦相手の1人になれる“優越感”「1日で実現」

柯敬賢は昨年に契約金75万ドルで入団…今季はルーキーリーグで活躍
スターとの対面に感動せざるを得なかった。ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。マイナーの打者相手に3イニング想定で安打性1本、6奪三振の快投。大谷にとってはリハビリ中の練習だったが、対峙した選手にとってはかけがえのない瞬間だったようだ。
1イニング目は先頭打者を遊ゴロに打ち取ると、2者連続で空振り三振。2イニング目は中飛、遊ゴロに打ち取り、3人目は直球で空振り三振を奪った。3イニング目は先頭打者に中前打を許したが、セットポジションから2者連続奪三振。四球を与えた後に再び空振り三振。スライダーで奪った。3イニングで44球を投げ、安打性1本、6奪三振、1四球だった。
過去のライブBPでは、ダルトン・ラッシング捕手やキム・ヘソン内野手らメジャーリーガーと対戦することも多かったが、この日はマイナーリーガーのみ。その一人が、台湾出身の柯敬賢(コ・チンシェン)外野手だった。
昨年に契約金75万ドル(約1億800万円)でドジャースに入団したコは今季ルーキーリーグでプレー。27試合で打率.419、2本塁打、19打点、OPS1.141の好成績を残している。かねてより大谷への憧れを口にしていたが、突如決まったスターとの対戦。中飛に打ち取られたあと、大谷はガッツポーズで喜ぶ場面もあったが、自身の喜びはひとしおだったようだ。
自身のスレッズを更新して対戦を振り替えると、「夢が1日で実現した! 新たな目標を達成した気分だ」と綴った。そして、クラブハウスで憧れの大谷と肩を組んで2ショット写真を撮影していた。
(Full-Count編集部)