大谷翔平と対戦? 「死ぬほど羨ましい」“後輩”に隠せぬ嫉妬心…日本語で綴った思い

「台湾の大谷」と称されたレッドソックスの劉致榮
ドジャース・大谷翔平投手は二刀流復活に向けて着々と準備している。10日(日本時間11日)には今季3度目となる実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。若手選手にとっては会うことすら難しい大スター。幸運にもその時間をともにした若手に対し、他球団の選手が「死ぬほど羨ましい」と日本語で思いを届けていた。
大谷はこの日マイナーの打者相手に登板。1イニング目は1死後に2者連続で空振り三振、2イニング目は2死から直球で空振り三振を奪った。3イニング目の先頭に安打を許したものの、3つのアウトを全て三振で記録するなど、3イニングで44球を投げ、安打性1本、6奪三振、1四球の奪三振ショーを見せた。
この日対戦した一人の台湾出身、18歳の柯敬賢(コ・チンシェン)外野手は自身のSNSを更新。「夢が1日で実現した! 新たな目標を達成した気分だ」と目を輝かせた。すると、これに反応したのがレッドソックスに在籍する台湾人の劉致榮投手だった。劉は柯のスレッズを引用し、日本語で「死ぬほど羨ましい」と泣き笑いの絵文字を添えて投稿した。
高校時代に台湾メディアから「台湾の大谷」と称賛され、自身も大谷に憧れを持つ26歳。2019年に契約金75万ドル(約1億800万円)でレッドソックス入りするも、その後は新型コロナなどもあってマイナー初登板は2021年までずれ込んだ。今季はルーキーリーグと2Aで7試合に投げ、防御率3.43、奪三振率14.57をマーク。念願のメジャー昇格を果たし、大谷と相対する日は来るだろうか。
(Full-Count編集部)