大谷翔平だけの“バグ数値”「33」 ジャッジの11倍…天才打者たちを置き去りにする異能

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

2021年以降に大谷は計201本塁打…その裏で三塁打数はメジャー2位

 ドジャース・大谷翔平投手は今季23本塁打でナ・リーグトップを快走し、3年連続での本塁打王に期待がかかる。もっとも、持ち味はパワーだけではない。昨季59盗塁を記録したように快足の持ち主でもある。米データ会社は、大谷がライバルに大差をつける“異能”に舌を巻いているようだ。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は11日(日本時間12日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「2021年以降の本塁打数上位選手と三塁打数」のランキングを紹介した。本塁打トップはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手で220本、大谷が201本で2位、以下フィリーズのカイル・シュワーバー外野手(184本)、メッツのピート・アロンソ内野手(174本)、ブレーブスのマット・オルソン内野手(170本)、メッツのフアン・ソト外野手とブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.(ともに144本)となっている。

 2位の大谷ですらジャッジとは本塁打数で20本近い差をつけられており、一目ではジャッジの凄みを際立つ。しかし、「コーディファイ・ベースボール」が強調したように、三塁打も併記すると見え方は大きく変わる。大谷は計33本の三塁打を放って7選手中のトップ。2位はソトの9本、3位はアロンソの6本、ジャッジも3本に過ぎず、他の選手の総計でも29本。大谷ひとりで全員を凌駕した格好だ。

 33三塁打その間でメジャー2位に位置し、あらゆる分野で球界上位に顔を出している。そしてこの投稿から数時間後、大谷は敵地で行われたパドレス戦の9回に今季5本目の三塁打を放ち、33→34本とさらに数字を積み重ねた。パワーとスピードの“融合”。大谷は今後もフィールドでその才能を発揮するに違いない。

(Full-Count編集部)

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