ロバーツ監督、2HRの大谷翔平を大絶賛 10戦0HRに「気づかず」も…感銘受けた“対応力”

試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

大谷の2本塁打などで圧勝

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に11-5で快勝。負ければ首位陥落となる大事な一戦で大谷翔平投手に24号と25号が飛び出し、試合の流れをつかんだ。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「今日はショウヘイが活躍してくれた。彼にとっても今日はいい日だった」と語った。

 大谷は試合前の時点で今季ワーストの10試合連続ノーアーチと苦しんでいたが、初回の第1打席でループから打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度の一発を右翼席に叩き込み、“長いスランプ”を脱した。その後2打席は四球で出塁し、6回の第4打席は代わったばかりの右腕ベックから25号を放って勝負を決めた。

「もちろん今日はショウヘイが活躍してくれた。彼にとっても今日はいい日だった」とロバーツ監督は称賛を惜しまなかった。一方で大谷の本塁打が止まっていたことについては「ノー。気付いていなかったよ」。それでも「彼は(打てなくても)穴埋めする方法を色々ともっている。でも、打ってくれると最高だよ。今日2本打ってくれたから、軌道修正をしたと思うよ」と、対応力の高さに脱帽した。

 打線全体でも2回までに6得点、テオスカー・ヘルナンデス外野手に13号、ミゲル・ロハス内野手にも2号が飛び出すなど11得点の快勝だった。ロバーツ監督は「今日はチームとして非常にいいアプローチをすることができた。必要な場面で四球を奪うことができたし、粘ることもできていた。もちろん長打もでていた。四球と長打がでていれば、私たちは誰よりもいい」とご満悦な様子だった。

(Full-Count編集部)

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