大谷翔平、MLB史上最速「250本塁打&150盗塁」を達成 A-ROD超えの偉業…966試合で刻んだ歴史

「250-150」の最速はアレックス・ロドリゲスの977試合だった
【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で24号、第4打席で25号を放ち、メジャー通算250号を達成した。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、大谷はメジャー史上最速で「250本塁打&150盗塁」を達成した選手になったという。
今季ワーストの10試合連続ノーアーチと苦しんでいた大谷だったが、初回の第1打席では、ループの4球目のカットボールを捉えた。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度の一発だった。さらに6回の第4打席では、代わったばかりの右腕ベックから打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度26度の本塁打を右翼席に叩き込んだ。
1試合2本塁打の活躍でメジャー通算250号の大台を達成した。また、今年4月15日(同16日)には通算150盗塁も記録しており、日本人では初の「250-150」を樹立する形となった。もっとも、今回は異例のスピード記録だったようだ。
ラングス記者によると、大谷は「250-150」を通算944試合で達成。これまでの最速だったアレックス・ロドリゲスの977試合を抜いてメジャー史上最速になったという。しかも、大谷に関しては実際に打席に立った試合は928試合で、投手専念だった試合もあるだけに“打者一本”に限ればさらに異次元のペース。数々の歴史を刻んできた大谷に、また一つ“勲章”が加わった。
(Full-Count編集部)