大谷翔平、“自身しか”到達不可能な「25-10-5」達成 MLB150年超の歴史で唯一無二の偉業

エンゼルス時代の2023年以来「7月前に25本塁打&10盗塁&5三塁打」
【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で24号、第4打席で25号を放ち、1試合2発の大暴れでメジャー通算250号を達成した。米スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」によると、パワーとスピードを兼ね備えたものしかできない“史上2度目”の偉業を達成したという。
今季ワーストの10試合連続ノーアーチと苦しんでいた大谷だったが、初回の第1打席でループから打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度の一発を放った。さらに6回の第4打席では、代わったばかりの右腕ベックから打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度26度の本塁打を右翼席に叩き込んだ。
「オプタ・スタッツ」は試合後に自社X(旧ツイッター)を更新。「メジャー史において7月前にシーズン25本塁打、10盗塁、5三塁打以上を放った選手」と綴り、「2023年のショウヘイ・オオタニ 2025年のショウヘイ・オオタニ」と紹介した。今回の2本塁打で、大谷は自らしか到達できなかった“領域”に再び足を踏み入れたという。
大谷はこの試合で、アレックス・ロドリゲスの977試合を抜いてメジャー史上最速で「250本塁打&150盗塁」を達成。自らのバットで歴史を築き上げている。
(Full-Count編集部)