大谷翔平、24&25号で米記者は“再修正” わずか1時間…140年超の名門史トップに

チーム最初の71試合で25HRはゲリー・シェフィールドとギル・ホッジスに並ぶ
【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
“ミスタージューン”が復活した。ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席での24号に続き、第4打席で25号。1試合2本塁打の大暴れを見せた。米記者は、大谷が歴史的ペースで本塁打を放っていることを紹介している。
今季ワーストの10試合連続ノーアーチと苦しんでいた大谷だったが、初回の第1打席では、ランデン・ループ投手の4球目のカットボールを捉えた。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度で右翼手も打球の行方を見送るしかない本塁打だった。
さらに6回の第4打席では、代わったばかり右腕ベックに対し、フルカウントから外角ボール球を振り抜いた。打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度26度の本塁打を右翼席に叩き込んだ。
10試合ノーアーチから一転して1試合2本塁打の大暴れ。ナ・リーグ本塁打王争いでは大きくリードを広げた。また、MLB公式のサラ・ラングス記者は「ドジャース史における、チーム最初の71試合の本塁打数」のランキングを紹介。「2000年:ゲリー・シェフィールド(25本) 1951年:ギル・ホッジス(25本) 2025年:ショウヘイ・オオタニ(25本) 1955年:デューク・スナイダー(24本)」とし、大谷が球団トップに浮上したことを明かした。
同記者は24号の時点でも上記の記録を紹介していたが、わずか1時間で“再修正”となった。140年以上の歴史を誇るドジャースにおいて、大谷は昨年54本塁打で球団記録を更新した。果たして今季もどれだけの歴史を塗り替えるのだろうか。
(Full-Count編集部)