大谷翔平に敵地解説者が感じた“恐怖”　衝撃弾にドン引き…「うまく捉えた当たりとは」

外への変化球を引っ張ってスタンドイン

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ（日本時間15日・ロサンゼルス）

　なぜ入ってしまうのか、敵地実況席も状況を理解できず言葉に窮した。ドジャースの大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、本拠地で行われたジャイアンツ戦で24号と25号を放った。6回の第4打席では外角の変化球をバットの先で運ぶパワーを見せつけ、ジャイアンツの地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」の実況席は唖然とした。

　初回の第1打席では、甘いカットボールを逃さず先頭打者弾となる24号。6回の第4打席ではゾーンから外れ気味の外角へのカーブをバットの先で捉え、右中間に引っ張ってそのままスタンドインさせてしまった。

　この25号に実況のデュエイン・クイパー氏は「右中間へ……入った。うまく捉えた当たりとは思えません」と、困惑とも負け惜しみとも取れるようなコメントを残した。ジャイアンツの元投手で解説者のマイク・クルーコウ氏は「彼はとても簡単に打ちましたね。球があまり変化しませんでした。その結果、25号が生まれました！」と状況を飲み込めなかったのか、最後はなぜかハイテンションな口調で語った。

　続けてリプレー映像が流れると、クルーコウ氏は冷静さを取り戻したか「（強引に）引っ張った感じがします」と解説。クイパー氏は「あなたの意見に同意します。怖いですね」と大谷のパワーに圧倒されてしまった様子だった。

（Full-Count編集部）