関西万博にイチロー氏“サプライズ”登場　料理に没頭していること明かす「他のことが入ってこない」

イチロー氏が関西万博に登場

　マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏が20日、大阪・関西万博の会場にサプライズ登場し、来場した学生たちを驚かせた。「エプロンつけて料理するんですよ、僕」と笑顔で語り出し、今熱中している料理について話した。

　ステージ上では、この日のテーマである「好きなことを見つけて扉を開こう」を議題に、笑顔でトークセッションを行った。イチロー氏は高校生にに「僕のこと知ってる？　みんな！」と話し始め、「勇気を持って進んで自分の目で見ること、肌で感じることが大切」と力説した。そして「実はもう開いた扉がある」としたのが、料理だった。

「（今までは）お皿を下げるしかできなかった。この先、いかがなものかと」とイチロー氏。最初はパスタ作りから始め、「どうやら下準備や片付けまで好きになった。のめり込んでいる最中です今」「どんどん深く行きたくなる」などと告白。料理に完全に目覚めたようだ。

「他のことが入ってこない。好きなことに飛び込んでいる。バター何グラムとか。没頭しちゃうんです、カルボナーラ、リゾット、野菜炒め」とレパートリーが増えたことも明かしている。

　この日は「世界難民の日」とされており、イチロー氏はユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」にも携わっている。「僕、Tシャツ好きだから。この活動が広がってくれればいいなと」と想いを明かした。

（Full-Count編集部）