ド軍にまさかの“仰天プラン”!? 敵軍実況もノリノリも…直面した大谷翔平との差

26号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
26号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャースの“キケ”が10点差の9回に登板したが…

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースは22日(日本時間23日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に13-7で快勝。10点リードの9回には“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が今季5度目の登板を果たした。ドジャースの実況は投打でプレーするキケに新たな“ポジション”の提案をした。

 8回に大谷翔平投手の2ランが飛び出したことで、3―13となり大敗ムード。9回に向けナショナルズ放送局「MASN2」の実況、ダン・コルコ氏は「オオタニの当たりがHRになったおかげで、ロバーツ監督はキケ・ヘルナンデスに投球練習をさせることができます。野手を登板させることができるのは、(状況として)8点差以上ビハインドの展開になるか、10点以上リードしているときのみです。なのでロバーツ監督は真のリリーフの誰かを温存するためにその機会を活かします」と述べた。

 キケが登場するとジャイアンツやエンゼルスなど4球団でプレー経験のある解説のケビン・フランドセン氏は「キケはこれで今季5度目の登板になります。今季彼は3試合で投手として試合を締めくくっている。ワオ。私が聞きたいのは、ドジャースは彼に十分なイニングを投げさせて……」。これにコルコ氏が“かぶせ気味”に「ツーウェイプレーヤー(投打両方できる選手)にしようとしているのだろうか、ですか?」と続けた。

 フランドセン氏は「そう。そうしたら(ロースターに)もう一人投手(として制限なく使える選手)を加えることができる」。コルコ氏も「そうなったら注目ですね」と同調した。

 9回に登板したキケは1/3回を30球、2安打3四球で4失点と“KO”された。当然ながらこの日先発登板した、大谷のような二刀流とはまったく別ものだった。

(Full-Count編集部)

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