大谷翔平から“主役”を奪った34歳 二刀流の躍動よりも注目…実況歓喜「とんでもなかった」

マンシーは3点ビハインドの6回に逆転満塁弾を放った
【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、8回に8試合ぶりの26号本塁打を放った。4打数2安打5打点1四球、投手では1回を投げて無安打無失点、2奪三振の内容に、ドジャースの実況では試合後の“スポット”を巡り意見をぶつけ合うシーンもあった。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、大谷の26号2ランが飛び出すと解説のエリック・キャロス氏が「今日の先発投手は三塁打、そしてHRを打ち、5打点です」「どうもありがとうございます」などと脱帽。実況のスティーブン・ネルソン氏は「彼は試合後(デビッド・バセイ氏との)インタビューを狙っていますね」とドジャースのレポーターとのやりとりに注目した。
しかしネルソン氏が「でも私はやっぱりマンシーにインタビューしますよ」と逆転満塁弾を放ったマックス・マンシー内野手を推薦。キャロス氏も「そうでなくちゃ。あの(マンシーの)打席はとんでもなかった」と追随した。
ネルソン氏が「0ー3のビハインドでしたからね。ひと振りで試合の流れを変えましたから」。さらにバセイ氏に「あなたの意見は?」と問うと、バセイ氏は「マンシーで行きます」と即答。キャロス氏も「そうこなくっちゃ!」と歓迎していた。
結局、ヒーローインタビューはマンシーが対応。大谷は囲み取材で対応し、コメントを発信した。
(Full-Count編集部)