大谷翔平だけで歴代トップ5独占の異常事態 日米通算300号の裏で…米記者が示したデータ

第4打席で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
第4打席で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

オールスター前に先発した“投手”の本塁打記録

【MLB】ドジャース 9ー7 ロッキーズ(日本時間25日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたロッキーズ戦で2試合連続、日米通算300本塁打となる27号を放った。ナ・リーグの本塁打王争いでトップに立つ一方、またしてもメジャーリーグを歴史を独占する記録を打ち立てている。

 3点リードの6回無死一塁で迎えた第4打席、左腕ロリソンの2球目のフォーシームを逆方向にはじき返すと、弾丸ライナーで左翼席へ。ナ・リーグ2位で追うダイヤモンドバックスのスアレスに2本差をつけた。

 この一発に絡んで、MLB公式のサラ・ラングス記者は同日、自身のX(旧ツイッター)で驚きのデータを紹介。「最低1登板以上で、オールスター休暇までに最も本塁打を打った選手。第1回オールスターは1933年に開催された」として、その条件でランキングを紹介した。

 その結果は、上位5人が「33本:ショウヘイ・オオタニ(2021年)、32本:ショウヘイ・オオタニ(2023年)、27本:ショウヘイ・オオタニ(2025年)、19本:ショウヘイ・オオタニ(2022年)、7本:ショウヘイ・オオタニ(2018年)」という驚きの内容だった。今季はまだオールスターゲームまで試合が残されているため、自身の記録を塗り替える可能性もある。

 6位には、ようやく大谷以外の選手が登場。マイク・ハンプトンが2001年に記録した6本が続いた。通算148勝を挙げた左腕投手でありながら打力の高さでも知られ、1999年から5年連続でシルバースラッガー賞を受賞している。

(Full-Count編集部)

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