大谷翔平が挑む135年ぶり球団記録更新 こじ開ける名門の“扉”…発覚した驚異的ペース

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平は今季82試合目で80得点としている

【MLB】ドジャース 3ー1 ロッキーズ(日本時間27日・デンバー)

 新たな歴史の更新に期待がかかる。ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。28号ソロを含む3打数1安打1打点だった。また1得点を挙げ、今季82試合目で80得点としド軍歴代最多得点も視野に入っている。

 7回2死から迎えた第4打席で、ロッキーズ4番手キンリーの低めへのスライダーを捉えた。角度40度の打球は初速107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)を計測。右中間フェンス奥にあるドジャースのブルペンに飛び込んだ。

 この一発で4試合連続得点をマークし、今季は80得点。シーズン162試合に換算すると158得点ペースとした。ドジャースの歴代の最多得点は1890年にハブ・コリンズが記録した148得点だけに、大谷は驚異的なペースでシーズンを折り返していることになる。

 歴代9位には134得点で3人が並んでいるが、そのうちの1人が2024年に大谷が残した数字だった。9位までにランクインしている11人のうち、昨年の大谷を除けば直近は1930年にベーブ・ハーマンが残した143得点。「1番・指名打者」として大谷の凄さが際立っている。

 140年を超える歴史がある伝統球団で大谷が刻み続ける数々の偉業。新たな伝説を生み出すのか、期待は高まるばかりだ。

(Full-Count編集部)

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