大谷翔平が到達した71年ぶりの領域 ルースに次ぐ伝説の男以来の“28&6”

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

通算660本塁打のレジェンド以来

【MLB】ドジャース 3ー1 ロッキーズ(日本時間27日・デンバー)

 伝説の5ツールプレーヤーに並ぶ記録となった。ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)に敵地でのロッキーズ戦でリーグ1位を走る28号を放った。米メディアによると、この本塁打でメジャー史上に残る往年のレジェンド以来71年ぶりとなる記録が達成された。

 標高が高く打球が飛びやすいとされ、大谷自身も得意としてきたクアーズフィールドで、また一発が飛び出した。7回の第4打席に、角度40度で高々と舞い上がった28号は右翼フェンス奥にある自軍ブルペンに飛び込んだ。

 米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」は同日、この本塁打によって71年ぶりの記録に並んだと公式X(旧ツイッター)で紹介。ここまで大谷は出場80試合で本塁打28、三塁打6をマークしており、同メディアは「80試合の期間でこの記録を達成したのは、1954年のウィリー・メイズ以来となる」と伝えた。

 メジャー通算3283安打、660本塁打のメイズは「史上最高の中堅手」と称され、米スポーツメディア「ESPN」が2022年に選んだメジャーリーグの歴代トップ100選手では、ベーブ・ルースに次いで2位に入った伝説の選手。1954年には打率.345、本塁打41、打点110、OPS1.078を記録し、首位打者とナ・リーグMVPを獲得。ワールドシリーズでの「ザ・キャッチ」は語り草となっている。

(Full-Count編集部)

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