上位すべて大谷翔平…現代野球では非常識「33-32-29-19-7」 衝撃弾で“独占”した異常事態

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

“二刀流”が放った本塁打のランキング

【MLB】ドジャース 5ー4 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)

 1人だけでランキングを埋め尽くす存在だ。ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたロイヤルズ戦で、初回の第1打席に29号を放った。ここにきて5戦4発とオールスターを前にペースを上げてきたが、米記者が紹介した記録では、現代野球における大谷の“非常識”が際立つ結果となった

 今季8本目の先頭打者弾は、カウント1-2から4球目のチェンジアップを右翼に運んだ。飛距離429フィート(約130.76メートル)の一撃は、球場名物の右翼席の噴水に着弾した。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は同日、自身のX(旧ツイッター)で「1先発登板以上をした選手の中で、球宴前の最多本塁打」のデータを紹介。その内容は「33本:ショウヘイ・オオタニ(2021年)、32本:ショウヘイ・オオタニ(2023年)、29本:ショウヘイ・オオタニ(2025年)、19本:ショウヘイ・オオタニ(2022年)、7本:ショウヘイ・オオタニ(2018年)」と、大谷だけが上位5番目までを埋めつくした。

 ようやく6位には、大谷以外のマイク・ハンプトンが2001年に記録した6本が出てくる。オールスターが始まって以降の現代野球では、もはや大谷以外は到達できない領域と言える。今季の大谷は、まだオールスターゲームまで試合が残されているため、自己記録の更新に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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