大谷翔平と初対戦迎える超新星「名誉なこと」 同じ100マイル超でも別格…秘める思い

新人ミジオロウスキーが9日ドジャース戦で先発「何より対戦できることが楽しみ」
ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手は7日(日本時間8日)、ドジャース・大谷翔平投手への思いを語った。日本メディアの取材に応じ、「パワーや能力には常に注意を払わないといけない。何より対戦できることが本当に楽しみで、名誉なことだと思っています。本当に素晴らしいことです」と目を輝かせた。
ミジオロウスキーは今年6月にデビューした超新星。身長200センチから投げ込む100マイル(約161キロ)を超える剛速球と高速スライダーを武器に、ここまで4登板で3勝1敗、防御率3.20と好成績を残している。今や米球界で最もホットな選手の1人だが、昨季、前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成した大谷には魅了されてばかりだったという。
「(50-50は)本当に驚くべきことだと思います。あれだけ遠くに打球を飛ばせるなんて、本当に感心します。(打撃は)僕には到底できません。ただただ驚くばかりです」
大谷がメジャー挑戦した2018年から注目していた。「エンゼルスでプレーするという話が出てから、彼の名前をよく耳にするようになりました。メジャーで話題になっていたのを覚えています」と振り返り、投手としての能力にも驚かされていたという。
「僕もたまたま同じぐらいの球速を出すことができますが、彼の持つ他の球種や能力は僕と同じくらい、いやそれ以上かもしれません。本当に素晴らしい選手です。あらゆる面で非常に優れていて、『ここはちょっと……』と思うような部分が一切ない。見ていて、とても刺激を受けます」
8日(同9日)の本拠地・ドジャース戦で今季4勝目をかけて先発する。日本でもテレビ中継される一戦であることを伝えると、「自分が海外で見られているなんて、ちょっと信じられない感じがありますが、とてもクールなことですね。本当にうれしいです」と目を輝かせた。大谷との初対決を心待ちにしていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)