大谷翔平が“3つの記録”で過去最多ペース 異次元の境地に到達…発覚した衝撃の事実

MLB公式記者が数々のデータを紹介
【MLB】ブルワーズ 3ー1 ドジャース(日本時間9日・ミルウォーキー)
次々と記録を射程圏に捉えている。ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に31号先頭打者弾を放った。MLB公式のサラ・ラングス記者は、この一発が歴代でも数々の記録を塗り替えるペースであることを紹介した。
初回の第1打席に、3球目のカーブを捉えると打球はバックスクリーンへ一直線。飛距離431フィート(約131.4メートル)、打球速度108.4マイル(約174.5キロ)のアーチをかけた。今季デビューして剛球を武器に球界を席巻している先発ジェイコブ・ミジオロウスキー投手にメジャーの洗礼を浴びせ、今季9本目の先頭打者弾となった。
31号の直後、ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で複数のデータを取り上げた。一つは「チーム最初の93試合で、先頭打者の打順で出場した選手の本塁打」で、大谷は今季31本。2023年にドジャースのムーキー・ベッツ内野手、2017年に当時アストロズのジョージ・スプリンガー外野手が記録した27本に4本差をつけて歴代トップとなっている。
他には「ドジャースの歴史で、チーム最初の93試合での本塁打」も紹介。こちらは1955年にデューク・スナイダーが記録した33本、2000年にゲイリー・シェフィールドが記録した32本に次いで、大谷の31本は3位に入っており、最終的には自身が昨年に放った球団記録の54本を上回る可能性がある。
さらにもう1つは「MLBの歴史上で、先発登板を複数回記録した中でのシーズン本塁打」を挙げた。こちらは2021年の大谷が46本、2023年の大谷が22本、2022年の大谷が34本と当然ながら上位を独占。まだ前半戦終了前の今季の大谷が4位に入っており、残りのシーズンでどこまで記録を伸ばすのか注目される。
(Full-Count編集部)