ド軍の105億円守護神に「ストレスたまる」　前半戦で6度目失敗…ファン辛辣「劇場いらん」

ドジャースは9回に同点とされ、延長10回にサヨナラ負け

【MLB】ブルワーズ 3ー2 ドジャース（日本時間10日・ミルウォーキー）

　ドジャースは9日（日本時間10日）、敵地でのブルワーズ戦にサヨナラ負けを喫し、今季ワーストの6連敗を喫した。1点リードの9回に登板したタナー・スコット投手が同点にされ、延長10回にカービー・イエーツ投手がサヨナラ打を浴びた。

　スコットは先頭のコリンズに左前打で出塁されるなど2安打で1死一、二塁のピンチを招くと、代打・ボーンに中前へ同点打を浴びた。米メディアによれば、これで今季6度目のセーブ失敗となった。

　スコットの月別の防御率を見ると3月は4試合で6.75、4月は11試合で0.82
、5月は12試合で7.59、6月は13試合で1.35。そして7月はここまで3試合で9.00と好不調の波が激しい。今季トータルでは43試合で1勝2敗、防御率3.73で18セーブとしている。

　30歳左腕は、マーリンズ時代の2023年に74試合で防御率2.31、昨季は2球団で72試合に投げて防御率1.75と圧倒的な成績を残した。過去2年の勝利貢献度WAR7.9は救援投手1位で、今オフに4年7200万ドル（約105億円）の大型契約でドジャースに入団した。

　チームも6連敗を喫しており、ファンのイライラも募っている。X（旧ツイッター）上には「抑えじゃない」「ピーク過ぎた」「この展開見飽きた」「大事な時に打たれすぎ」「信じられないのが辛い」「劇場いらんねん」「ストレスたまる」といった厳しい声が相次いでいた。