大谷翔平の“変身”は「インクレディブル」 マンシーが感じた凄み「今後一生見られない」

試合前に投球練習を行うドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
試合前に投球練習を行うドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

後半戦での復帰が期待される大砲

 左膝の怪我で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのマックス・マンシー内野手が、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。投打二刀流を復活させた同僚の大谷翔平投手について、あらためて称賛を送った。

 大谷は6月16日(日本時間17日)のパドレス戦で663日ぶりの復帰登板を果たし、今季ここまで5登板、防御率1.00。投球イニングも徐々に増やしており、後半戦での完全復活も見えてきた。

 10日(同11日)の番組に出演したマンシーは、ドジャースとして初めて目の当たりにした大谷の投球について「彼はインクレディブル。間違いなくユニコーンだ」と絶賛。大谷が実戦で“リハビリ”として投げるという異例の判断をしたことには「ライブBPをやっていた時は、ダブルヘッダーをやっているようだった。試合前には色々と準備をしないといけないから、まだ(ダブルヘッダーを)続けているようなもんだ」と慮った。

 投球内容については「ファンタスティック。力強い球、変化球もえげつない。打者は全ての球にタイミングを崩されている。いいスイングが出来ていない」と圧倒的なプレーを評価。「球界最強の打者が最強の投手になった。それは、とても稀なことだ。今まで見たことがないし、今後も一生見られないかもしれない。本当にインクレディブルだ」と称賛の言葉を惜しまなかった。

 6月は不調気味だった打線の中で7本塁打、OPS1.113と気を吐いたマンシー。2日(同3日)のホワイトソックス戦で守備中の接触による負傷で無念のIL入りとなったが、シーズン後半に「投手大谷」とともに復活が期待されるところだ。

(Full-Count編集部)

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