ノーシードの慶応がコールドで敗退 2023年夏に全国制覇も4回戦で…日大に敗れる

慶応・森林貴彦監督【写真:中戸川知世】
慶応・森林貴彦監督【写真:中戸川知世】

神奈川大会で第2シードの日大と対戦した

「第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会」の4回戦が18日に行われ、慶応が相石スタジアムひらつかで第2シードの日大と対戦。0-7の7回コールドで敗れた。

 慶応は初回、先発した寺本光希投手が先頭打者から2連続四球と内野安打で無死満塁のピンチを招くと4、5番打者に連続適時打を許し、0-2としたところで降板。無死満塁からマウンドを引き継いだ是永隼之介投手も押し出し四球でいきなり3点を追う展開となった。

 是永はその後4回まで無失点投球。しかし、3番手の関矢健人投手が5回に1失点、6回には2死満塁とピンチを招いて降板すると、4番手の志村泰輔投手が日大の3番・武田龍空捕手に中越えの走者一掃の3点二塁打を浴び、0-7となった。得点を奪わなければ敗戦という7回の攻撃は1死一塁としたが、山田望意は遊ゴロ併殺に倒れ、ゲームセットとなった。

 2023年夏に全国制覇を果たし、旋風を巻き起こした慶応。昨秋は準々決勝で平塚学園に、春は3回戦で横浜商大に敗れ、今大会はノーシードからのスタートで甲子園を目指したが、4回戦で短い夏が終わった。

 日大は慶応に10安打を浴びせ、効率よく得点。投げては川村隼吾投手が1人で投げ切り、7回2安打無失点の好投を披露した。

(Full-Count編集部)

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