大谷の“消えた打球”に実況驚愕「モンスター級」 敵エース攻略に「奇襲を仕掛けました」

飛距離約125メートルの“スプラッシュヒット”
【MLB】ジャイアンツ 8ー7 ドジャース(日本時間12日・サンフランシスコ)
ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地ジャイアンツ戦で2試合ぶりとなる32号を放った。試合を中継したドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況は「いやー。特大な一発でしたね!」と歓喜した。
1点ビハインドで迎えた3回1死三塁、大谷が相手エース右腕のウェブから逆転アーチ。146キロのカットボールを捉えると、打球は右翼席を超え、球場後方に広がる海に飛び込んだ。外野手も打球を見送るだけの打球初速106マイル(約170.6キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度30度の特大弾だった。
本塁打の瞬間、実況を務めたスティーブン・ネルソン氏は「オオタニが放った打球の飛距離は十分だ! 壮大な一発だ! オオタニが“スプラッシュヒット”を放った」と興奮した様子で伝えると、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「打った瞬間でした。このボールは濡れているでしょうね。打線にとっても起爆剤になりましたね。火花とは言えないですがね」と海に飛び込んだ一発を称えた。
また、ハーシュハイザー氏は「オオタニは(ウェブに)奇襲を仕掛けました」と今季8勝をあげている右腕から放った一撃を評価すると、実況も「モンスター級の選手であるショウヘイ・オオタニが、モンスター級の本塁打を放ちドジャースはリードを奪いました」と大興奮で、日本人初の“スプラッシュヒット”を伝えた。
(Full-Count編集部)