7連敗ド軍にベッツが感じる責任「何もできてなかった」 復活気配の2安打も…意気消沈

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

ドジャースは9年ぶりの7連敗

【MLB】ジャイアンツ 8ー7 ドジャース(日本時間12日・サンフランシスコ)

 ドジャースは11日(日本時間12日)、敵地のジャイアンツ戦に7-8で惜敗。8年ぶりの7連敗を喫した。大谷翔平投手が32号2ランを放つなど、打線は復調気配を見せたがあと一歩及ばなかった。この日2安打を放ったムーキー・ベッツ内野手は試合後、「この(連敗の)期間、私は何も出来ていなかった」と連敗への責任を口にした。

 ベッツは第1打席が痛烈な遊直、第2打席は三振、6点差を追いかける6回は先頭で死球を浴びた。痛みに苦悶の表情を浮かべたがプレー続行。7回は1死から左中間を破る二塁打と失策で三塁まで進み、その後スミスの適時打で7点目のホームを踏んだ。9回も1死から左前打で好機を演出した。

 もっとも、あと1点が遠くチームは7連敗。自身はマルチ安打の活躍を見せるも、ベッツに笑顔はなかった。「今日は打線が繋がったが、勝つまでには至らなかった」と悔しさを滲ませ、「しばらくの間打線は繋がっていなかった。(負けは)残念だけど、ポジティブな(収穫も)あった」と7得点を挙げたことに前を向いた。それでも、許せなかったのは連敗中の自身の成績だった。

「この(連敗の)期間、私は何も出来ていなかった。ヒットを打てたことは、せめてのポジティブなこと」とベッツ。過去6試合は打率.250、1本塁打、OPS.657と成績を残せず、大谷のあとで打線が分断する場面も散見された。それでも、力強い当たりを見せたことは好材料。ベッツの復活に期待が集まる。

(Full-Count編集部)

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