大谷翔平は打撃リーグ6冠 投手復帰もMVP級の前半戦…53発&151得点ペース

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

32本塁打、長打率.605、OPS.987など6部門でリーグトップ

【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたジャイアンツとの前半戦最終戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の右前打で2試合ぶりの安打をマークした。登板翌日は今季初安打。3打数1安打2得点で打率.276で前半戦を終えた。2023年の右肘手術から投手復帰したが、移籍2年目もメジャー屈指の強打者として結果を出している。

 本塁打王・大谷のバットは今年も健在だ。5月に自身と球団の月間最多に並ぶ15本塁打を記録。32本塁打はリーグトップ。2021年に記録した前半戦の自己最多33本塁打にはあと1本届かなかったものの、パンチ力を見せつけた。長打率.605、OPS.987はいずれもリーグトップだ。

 今年注目されるのが得点だ。91得点はリーグ断トツ。シーズン151得点ペースで、昨季記録した自己最多131得点はもちろん、リーグ最多の1930年チャック・クラインの158得点の更新も期待される。1番打者に定着した今季はどこまで数字を伸ばせるか。

 その他では224塁打、11敬遠もリーグトップ。本塁打、長打率、OPS、得点と合わせてリーグ“6冠”だ。このペースでいけば、シーズン53本塁打、100打点。昨季59盗塁を記録した盗塁数こそ20個ペースと数字を落としているが、打者だけでもMVPを十分に狙えるシーズンを送っている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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