大谷翔平「特別なオールスター」 真美子夫人&長女も帯同…フリーマン“凱旋”に感慨

交代後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
交代後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

第1打席でスクーバルから技あり打…球宴では2年連続通算3本目

【MLB】ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)

 ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)に米ジョージア州アトランタで行われたオールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で中前打を放ち、2年連続通算3本目の球宴安打を放った。2打数1安打1得点。交代後は報道陣の取材に応じ、「家族と一緒に来れたこともそうですし、カーショーやフレディ、チームメートと一緒に出れたというのは特別なオールスターだったかなと思います」と話した。

 第1打席から魅せた。昨季投手3冠のスクーバルに対し、2球で追い込まれるも、カウント1-2から外角に逃げていくスライダーにバットを合わせた。中前に運び、2年連続通算3本目のヒットを放った。その後、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)の二塁打で先制のホームを踏んだ。

 2回2死二塁で回った第2打席は左腕カルロス・ロドン(ヤンキース)と対戦。カウント2-1からの4球、高めのスライダーを振り抜くと打球は右翼ポール際まで飛んだ。スタンドまで届いたが、惜しくも切れてファウル。大谷も悔しそうな表情を見せた。その後、5球目の直球を引っかけて一塁ゴロとなった。

 大谷は第1打席を振り返り、「三振かホームランくらいの感じの、自分の中ではそれくらいの気持ちでいこうかと。渋いヒットにはなりましたけど、良かったかなと思います」と口にした。また第2打席の惜しい当たりには「だいぶフックしていたので、最初はホームランのあれでしたけど、切れていくのが見えたのでファウルかなとは思いました」と、自身の経験則からスタンドインしなかったことは分かっていたようだ。

 試合前に行われたレッドカーペットでは、真美子夫人と2年連続で登場。4月に生まれた長女と愛犬デコピンは“お留守番”になったが、一緒にアトランタに来ていたことを明かしていた。

 また、チームとしては山本由伸投手、ウィル・スミス捕手、フレディ・フリーマン内野手、「レジェンドピック」としてクレイトン・カーショー投手が参加した。フリーマンはブレーブスで活躍し、地元ファンから大声援を受けた。カーショーも2回のマウンドに上がり、1三振を奪う活躍を見せた。

(Full-Count編集部)

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