大谷翔平、米スポーツ界の“アカデミー賞”獲得ならず 「50-50」&3度目MVPも落選

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ESPY賞の「男性ベストアスリート」と「ベストMLB選手」の2部門で最終候補入り

 米スポーツ界のアカデミー賞と呼ばれるESPY賞の「男性ベストアスリート」部門が16日(日本時間17日)に発表され、最終候補入りしていたドジャース・大谷翔平投手は惜しくも落選となった。NBAサンダーのシェイ・ギルジャス=アレクサンダーが受賞し、2022年以来2度目の選出はお預けとなった。

 大谷はドジャースに移籍した昨季、自己最多の54本塁打を放って2年連続での本塁打王のタイトルを獲得した。さらに、59盗塁も記録し、前人未到となる「50本塁打&50盗塁」の偉業を達成。自身3度目のMVPに満票で選ばれ、初めてワールドシリーズも制覇した。

 ドジャースも「ベストチーム」部門に選出されていたが、惜しくも受賞ならず。NFLのフィラデルフィア・イーグルスが受賞した。

 今年の「男性ベストアスリート」最終候補には、大谷に加えてNFLビルズのQBジョシュ・アレン、NFLイーグルスのQBセイクワン・バークリー、ギルジャス=アレクサンダーが選ばれていた。昨季58本塁打&140打点で両リーグトップのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を大谷が上回った格好となった。

 大谷はエンゼルス時代の2022年、自身&アジア人で初めて「男性ベストアスリート」部門を受賞した。同部門には今回で3度目の候補入りとなっている。

 また、「ベストMLB選手」の最終候補入りも果たしている。こちらは2021年から4年連続で選出。4年連続受賞はすでに史上最長で、5度目の戴冠となれば、バリー・ボンズとアルバート・プホルスを抜いて単独最多だ。同部門には、ジャッジ、タリク・スクーバル投手(タイガース)、フレディ・フリーマン内野手(ドジャース)がノミネートされている。

(Full-Count編集部)

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