大谷翔平が刻んだMLB最多の「27」 また発覚した偉業…呼び起こした伝説の強打者

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

1試合複数の「得点」は前半戦で歴代最多

 またしてもMLBの歴史に刻まれる数値が発見された。今季は1番打者として起用されているドジャースの大谷翔平投手は、前半戦を終えて、驚異的なペースで「得点」を記録。米メディアは伝説の強打者以来のペースだと指摘した。

 大谷はここまで両リーグ91得点は両リーグトップとなっている。昨年は自己最多131得点をマークしたが、今季はそれを上回る年間151得点ペースだ。ドジャースの歴代最多得点は1890年ハブ・コリンズの「148」で、球団の歴史を塗り替えるペースにある。最後に「150」を突破したのは2000年ジェフ・バグウェルの152得点で、21世紀では達成者は1人もいない。

 データに特化した米スポーツメディア「オプタ・スタッツ」は16日(日本時間17日)に「ショウヘイ・オオタニは球宴休暇までに1試合複数得点を27試合記録した。これは歴代最多記録だ」とX(旧ツイッター)で紹介。また「今シーズン1試複数得点合を28.4%の割合(95試合中27試合)でマークしている。シーズン50試合以上出場の中では、1939年のジミー・フォックス(29.8%)以来の最高となるペースだ」と付け加えた。

 フォックスは通算534本塁打を誇る右の強打者で、1934年にはベーブ・ルースらとともに来日して沢村栄治とも対戦した伝説の打者。またしても大谷が、往年のレジェンドの記録を掘り起こすことになった。

(Full-Count編集部)

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