日系3世に刻まれた山本由伸の“衝撃” 米識者の投稿に漏らした本音「取り上げられたよ」

クワンが振り返る山本由伸から喫した三振
ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が、米国でお馴染みの投球分析家が過去に投稿した動画に“不満”を漏らした。15日(日本時間16日)、MLBオールスターゲーム直前に行われたレッドカーペットの最中、投球分析家のロブ・フリードマン氏に「ヤマモトと対戦したときに取り上げられたよ」と当時の投稿を思い出しながらコメント。“斬新な切り口”でドジャース・山本由伸投手を称えた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は18日(同19日)、自身のX(旧ツイッター)で「スティーブン・クワン外野手が対戦して最もタフな投手について語る。そして、ヨシノブ・ヤマモトから三振に倒れた際に取り上げられたことを言われた……あまり三振しないから投稿できないことを彼に伝えたんだけどね」と綴り、インタビューとプレーシーンをまとめた編集動画を公開した。
タフな投手についてクワンは、ナショナルズのアンドリュー・チェイフィン投手の名前をあげ「結構えげつないよ。左対左になるから、あのスライダーはよく見えないんだ。ワンバウンドする球は全部振っているような気がするよ。あまりないことなんだけど、彼から(通算)3三振をしていると思うよ。本当は4つなんだけど、球審がストライクをボールと判定してくれたんだ」と苦手にしている左腕について言及した。
フリードマン氏が「あなたを投稿することはあまりできません」と伝えると、クワンは「ヤマモトと対戦したときに取り上げられたよ。(3球三振に倒れたことを投稿したフリードマン氏と同じく)まさしくそんな(虚しい)気持ちだったよ!」と笑みを浮かべながら答えた。
山本がクワンを三振に打ち取ったシーンの投稿でフリードマン氏は「ヨシノブ・ヤマモトが3球でクワンを料理した」と紹介していた。山本から喫した三振は、“安打製造機”の異名を持つ日系3世のクワンの脳裏にしっかりと刻まれているようだ。