ド軍、後半戦2連敗スタート 大谷翔平の特大33号を含む2安打3打点も…8失点で惜敗

5打数2安打3打点で打率.274、ブルワーズは破竹の9連勝
【MLB】ブルワーズ 8ー7 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に後半戦初アーチとなる33号2ランを放った。5打数2安打3打点で打率.274。チームは競り負け、2連敗を喫した。
待望の一発は4点を追う3回無死一塁だった。両リーグ最多勝の右腕ペラルタの初球、甘く入ったチェンジアップを逃さなかった。バックスクリーン左へ飛び込む33号2ラン。飛距離448フィート(約136.5メートル)は今季最長タイで、打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、角度28度だった。後半戦初アーチに本拠地は大歓声に包まれた。
キング争いではこの日、1試合2発を放ったエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)と並んだ。メジャー全体では38発のカル・ローリー(マリナーズ)に5本差。35発のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とは2本差だ。
2点を追う6回2死一、二塁では左腕アシュビーの内角シンカーを逆方向へ。左前適時打とした。マルチ安打は7試合ぶりで今季28度目だ。初回先頭は空振り三振、4回2死は一直に倒れ、一発同点の期待がかかった8回2死は中飛だった。
チームは先発のシーハンが4回途中7安打5失点で降板。救援陣も勢いを止められずに計3失点した。打線は3点差の8回にエドマンの11号ソロ、ロハスの6号ソロで迫ったが、あと1点が遠かった。ブルワーズは破竹の9連勝を飾り、カード勝ち越しを決めた。
大谷は試合前にはブルペン入りし、スライダー、ツーシームを中心に21球を投げた。次回登板予定の21日(同22日)の本拠地・ツインズ戦へ調整を進めた。