衝撃逆方向弾は「146mは飛んでいる」 ド軍OBが異例の主張…大谷翔平に起こる“不遇”

「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組に出演したゴンザレス氏らが討論
【MLB】ブルワーズ 8ー7 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地のブルワーズ戦に7-8で惜敗。後半戦は2連敗スタートとなった。大谷翔平投手は反撃ののろしとなる特大33号を含む2安打3打点の活躍を見せたが、勝利にあと一歩及ばなかった。本拠地に暗いムードが漂う中、地元放送局を“救った”のはやはり大谷の一撃だった。
地元放送局「スポーツネットLA」のポストゲームショー。ドジャースOBのジェリー・へアストンJr.氏、OBで通算2050安打のエイドリアン・ゴンザレス氏らが試合を振り返った。最初に話に触れたのが、大谷の33号だった。
大谷は第1打席は三振に打ち取られたが、ゴンザレス氏いわく初球から準備ができていたことが奏功したようだ。第1打席では外角に球が集まっていたことを指摘しつつ「彼は真ん中から外を狙っており、左中間方向へ運ぶことができたんです。本当に、全くもって美しいスイングです」とうっとりした様子。「そして言わせてください、この飛距離表示は全然違いますよ。あの打球は少なくとも480フィート(約146メートル)は飛んでいます」と、飛距離448フィート(136.5メートル)は“誤計測”ではと指摘した。
大谷といえば、本塁打数で毎年球界トップを争うだけでなく、飛距離も最高峰に位置している。今回に限らず、過去にも測定飛距離よりも飛んでいたと言われる本塁打はあったが、左打者が逆方向にスタンド上段まで運ぶパワーはやはり圧倒的と言えるだろう。
(Full-Count編集部)