大谷翔平が「自ら取り返した」 初回先制弾浴びるも…11分後に“倍返し”、LA記者脱帽

ツインズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ツインズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

バクストンに先制弾→その裏に2ラン

【MLB】ドジャース ー ツインズ(日本時間22日・ロサンゼルス)

 衝撃の一発が飛び出した。ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・投手」で先発出場。初回の第1打席で今季自身3度目の3戦連発となる35号を放った。逆転2ランに本拠地は騒然。LA記者も脱帽せざるを得なかった。

 大谷は初回、今季6度目の先発マウンドに上がるも、先頭打者のバイロン・バクストン外野手にいきなり被弾。投手復帰後では初の被本塁打となった。チームは後半戦3連敗中と暗いムードで、いきなりの先制パンチ。しかし、自らのバットで嫌な空気を払拭する。

 初回無死一塁、カウント2-1からフェスタが投じた高めのチェンジアップを振り抜いた。自らの失点を取り返す逆転2ランにどよめきが起きた。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」紙のビル・プランケット記者は「ドジャースのショウヘイ・オオタニは投手として一発を浴びたが、直後に打者として取り返した 完璧なバットフリップ」といえば、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も「ショウヘイ・オオタニは初回先頭にソロを浴びた。その裏、彼は2ランを叩き込んだ」と、“リベンジ”に注目した。

 チームは3連敗中と苦しんでいるが、大谷は後半戦で4戦3発。試合前時点で成績は打率.275、34本塁打、65打点で13盗塁。そして93得点、長打率.610、OPS.990はいずれもリーグトップとしてる。また、投手としてはここまで5試合に登板し、計9回を投げて5安打1失点の防御率1.00。10三振を奪っている。

(Full-Count編集部)

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