大谷翔平に被弾の右腕は“お手上げ”「仕方ない」 161キロ高速スプリットが…呆れ顔で称賛

ツインズのデュランが本塁打を許したのは今季初
【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、9回に4試合連発となる36号本塁打を放った。100.1マイル(約161キロ)のスプリットを粉砕されたツインズのジョアン・デュラン投手は「自分は狙っていた場所に投げたけど、いいスイングで捉えられた」と大谷に“お手上げ”の様子だった。
今季試合前の時点で46試合で防御率1.94、被本塁打はゼロと好投していた守護神が、大谷に自信ある1球を捉えられた。速球2球を投じた後、100マイルもの高速スプリットを投じたが、大谷は左翼席へ完璧に運んだ。
試合後に取材に応じたデュランは、笑顔も交えながら呆れたように振り返った。「自分は狙っていた場所に投げたけど、いいスイングで捉えられた。彼はパワーもあるしね。今現在、彼はメジャー史上最高のプレーヤー。自分は良い球を投げたし、制球も良かった。それを捉えられた」。大谷はそれまで4打席無安打も、最後に痛恨の一発を許した。
外角低めでゴロを打たせるプランだったが、わずかに浮いたボールを逃してくれなかった。「彼にダメージを与えたかった。ホームランを打たれてしまったけど仕方ない。結果として受け止めるよ」と前を向いた。
(Full-Count編集部)