ダルビッシュ、3年ぶり8失点で4回途中KO　防御率9.18に…歴代単独トップの204勝目はお預け

2回に痛恨の3ランを2被弾…4回途中で降板

【MLB】カージナルス ー パドレス（日本時間25日・セントルイス）

　パドレスのダルビッシュ有投手が24日（日本時間25日）、敵地・カージナルス戦に先発。2本の3ランを浴びるなど2回までに7失点。4回途中8失点で降板した。

　2点リードをもらって上がった初回。2死一塁からコントラレスの適時打で1点を返された。2回には2死一塁からスコット2世に四球を与えると、ドノバンにスイーパーを捉えられ、逆転3ラン。さらに連打を浴び、二、三塁のピンチでコントラレスにも3ランを左翼席に叩き込まれた。ダルビッシュはマウンドで呆然と立ち尽くすしかなかった。

　3回も続投し無失点に抑えたものの、4回に再び捕まった。先頭のスコット2世に四球を与え、盗塁を許し無死二塁。その後、1死三塁とし、ヘレナに適時打を浴びた。8点目を喫したところで降板となった。防御率は9.18となった。8失点以上を喫したのは2022年4月12日（同13日）の敵地・ジャイアンツ戦での9失点以来、3年ぶりだった。

　昨季まで日米通算203勝をマーク。ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏を抜く日本人投手として歴代単独トップの204勝目に期待がかかったが、今季は4試合お預けとなっている。