「だから大好きなの」 大谷翔平の“粋な振る舞い”に米感動「人柄がうかがえるわ」

敵地Rソックス戦は3回に右前打…2点目のホームを踏んだ
ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地のレッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。4打数1安打1得点でチームの勝利に貢献した。LAメディアは大谷が試合中に見せた何気ない振る舞いに注目。米ファンも「いつも敬意を示している」と感動した。
さりげない行動に感銘を受けたようだ。地元ラジオ局「AM570 LAスポーツ」のデビッド・ヴァセイ氏が自身のX(旧ツイッター)を更新して画像を投稿。フォーカスしたのが3回の場面だった。大谷は1死から右前打を放って出塁。その後に四球と安打で三塁まで進むと、テオスカー・ヘルナンデス外野手の押し出し四球で2点目のホームを踏んだ。
大谷はゆっくり歩き出して生還。その時だった。左手でホームベースをちょんと触り、静かにベンチへ戻っていた。ヴァセイ氏は「ベロが押し出し四球を出すと、こうやってオオタニはホームベースにタッチした」とし、その瞬間を添えた。接戦の試合中に見せた“行い”に「感動的な瞬間」「審判がプレートを掃除する手間を省いてあげるなんて、彼の思いやりだと思う。本当に素敵な人柄がうかがえるわ」「だからオオタニが大好きなの」と米ファンも感心していた。
大谷は球団新記録の6試合連続アーチがかかっていたが、以降の打席では快音なく、記録更新とはならず。それでも、チームは9連戦初戦を勝ち切った。