「初めて聞いた」“未知の強豪”が名門続々撃破 悲願の甲子園初出場にネット騒然

近江、滋賀学園を破って優勝した綾羽
第107回全国高校野球選手権滋賀大会が26日、大津市のマイネットスタジアム皇子山で行われ、綾羽が滋賀学園を6-3で破り、4度目の決勝進出で春夏通じて初の甲子園切符を手にした。
初回に2点を先制されたが、直後の攻撃で3点を奪い返して逆転。2回にも2点、5回にも1点を追加して突き放した。2回から8回までは失点を許さず。9回に1死満塁のピンチを迎えたが、反撃を1点に抑え、春夏連続の甲子園を狙う滋賀学園の県内の連勝を「24」で止めた。
準決勝では春夏通算24回の甲子園出場を誇る近江を撃破。これまで2008年と2018年の決勝では近江に、昨年の決勝では滋賀学園に敗れ、あと一歩のところで甲子園を逃してきた。2007年から2008年にかけては秋、春、夏の県大会で3連続の準優勝という不運も。2018年から昨年まで夏の県大会では6度もベスト4以上に進出していたが、ようやく悲願を果たした。
このためSNSでは「やっとか」「ほんまに悲願やな」「長年苦杯を舐めてきた綾羽がついに」「何度も挑んではずっと届かなかった壁」「滋賀学園と近江高校を破っているので純粋に強いですね」など、悲願の優勝を祝福する声が相次いだ。
一方で、県内では強豪ながらもなかなか甲子園出場を果たせなかった経緯から「ずっと準決勝や決勝で名前を見てたから何度も甲子園に出てるのかと思っていた」「初出場なのか、わりと滋賀上位にいるイメージだったからちょっと意外」「初めて知りました~」「初めて聞くチームだな」「滋賀県全然知らないとこきた!」「おしゃれな名前やな」など、SNSでも反応が分かれる結果となった。
(Full-Count編集部)