敗戦大阪桐蔭によぎった“悪夢” 試合前から話題…14年ぶりの涙「予感はあった」

平成23年にも両校は決勝戦で対戦した
第107回全国高校野球選手権大阪大会は27日、GOSANDO南港球場で決勝戦が行われ、東大阪大柏原が6-5で大阪桐蔭を下し、14年ぶり2回目の夏甲子園を決めた。「デジャブ」「藤浪を思い出すな」と、試合前から“予兆”していたファンがいたようだ。
東大阪大柏原は序盤からペースを握り4点を先行。強力な大阪桐蔭打線を6回までゼロに抑えた。しかし、7回に1死満塁の好機で連続の押し出し四死球などで同点となった。そのまま延長10回タイブレークに突入。英賀真陽外野手(3年)が左翼線への2点適時二塁打で勝ち越すと、その裏の反撃も1点に抑えて勝利を手にした。
同校が夏の甲子園に出場を果たすのは、平成23年の2011年以来だった。実は、この時も決勝で相対したのは大阪桐蔭。当時“史上最強”と謳われた名門に対し、石川慎吾外野手(現ロッテ)らが躍動。当時2年生だった藤浪晋太郎投手(現DeNA)らを打ち崩し、7-6でサヨナラ勝利を収めていた。
試合前から両校の“縁”が話題を呼び、14年ぶりにまたしても東大阪大柏原が勝利すると「あの時以来か……」「そんな予感はあった……」「対大阪桐蔭戦は良いイメージしか無いんじゃね?」「懐かしいな」「今回もすごい試合だった」と回顧するファンも多かった。
(Full-Count編集部)