高校野球決勝、突然の“放送終了”「え、待ってよ…」 延長11回の熱戦も「嘘でしょ?」

東邦と豊橋中央の11回に中継が終了した
東邦と豊橋中央の11回に中継が終了した

9回に東邦が追い付き3-3→延長11回に突入の熱戦

 第107回全国高校野球選手権の愛知大会は27日、岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで決勝戦が行われ、東邦と豊橋中央が激突した。豊橋中央が9回までリードしながらも追い付かれて延長戦に突入し、11回の攻撃だった。中継していた名古屋テレビ放送がまさかの発表。「え、待ってよ……」「ここではちょっと」とSNS上で混乱の声が広がった。

 試合は初回に東邦が先制したが、3回に豊橋中央が逆転に成功した。高橋大喜地投手(3年)と松井蓮太朗捕手(3年)の小学生時代からバッテリーを組む2人が名門に反撃の隙を与えずに9回を迎えるも、1死満塁から遊ゴロで併殺に打ち取ったはず……だった。しかし、一塁への送球が逸れてその間に走者2人が生還。試合は振り出しに戻った。延長タイブレークの10回は両チームとも無得点だったが、11回に豊橋中央が勝ち越し。その時だった。

 名古屋テレビは「熱戦の途中ですが、まもなく試合中継を終了いたします」と発表。放送枠の都合で試合途中に中継打ち切りとなった。一方で「バーチャル高校野球」では放送が見られたものの、SNS上では混乱とどよめきの声が。「うっそーん」「滅茶気になる……」「一番みたいとこやろ」「こんないい場面なのに放送終了w」「嘘やん」などとコメントが殺到した。

 試合はその後、東邦が裏に2点を返したものの1点及ばず、豊橋中央が6-5で勝利。春夏通じて初の甲子園をつかんだ。

(Full-Count編集部)

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