現れた衝撃二刀流に「まじでスーパースター」　神宮で豪快弾…早くもファン争奪戦「取ろうよ」

東東京大会の決勝で、関東一の坂本が豪快弾

　神宮球場が二刀流の躍動に騒然となった。第107回全国高校野球選手権・東東京大会の決勝が28日に行われ、関東一は4回、坂本慎太郎投手が右翼席へ本塁打。衝撃の一発に「まじでスーパースター」「天才すぎる」とファンも驚いていた。

　昨夏甲子園準優勝の関東一と28年ぶりの甲子園を目指す岩倉の決勝戦。1点を追う関東一は3回、入山正也外野手（3年）が2点適時打を放ち逆転すると、4回には、坂本が右越えに豪快弾を放ちリードを広げた。坂本は投手としても躍動。9回1失点、126球の熱投で2年連続の甲子園出場に貢献した。

　甲子園を引き寄せる強烈な一発に、球場はどよめき。SNSでは「パワーあるね」「超特大」「投球といい打撃といい溢れるパワーの源はどこにあるのか」「自分で投げて打って凄いな」「役者が違う」と投手との二刀流で活躍する坂本に称賛のコメントが飛び交った。

　また、「プロでも見たい」「惚れ惚れする」「千葉出身ね。お待ちしております」「取ろうよ」と卒業後の姿に思いを馳せるファンも多かった。