大谷翔平が「何かがおかしい」 4回途中に異変か…6球連続ボール→急遽降板に実況騒然

今季最長の4イニング目は1死も取れず交代
【MLB】レッズ ー ドジャース(日本時間31日・シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地のレッズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。最速101.0マイル(約162.5キロ)を記録したが、4回途中で無死一、三塁のピンチを招いて降板となった。地元放送局は「何かがおかしい」と異変を察知した様子だった。
今季最長の4イニング目のマウンドに上がったが、先頭のマルテに三塁強襲の内野安打を許すと、続くスティーブンソンの打席では2つの暴投で走者を三塁に進め、そのままストレートの四球を与えた。3人目のスティアに2球連続ボールとなったところで、デーブ・ロバーツ監督やトレーナーがマウンドに集まり、交代となった。3回0/3で51球を投げ、5安打2四球、4奪三振、2失点という内容だった。
この様子に、ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は「デーブ・ロバーツ監督は交代を告げる為に、ベンチから出てきました。トーマス・アルバート(アスレチック・トレーナー主任)も一緒に出てきます。この回、何かがおかしいです」と異変を伝えた。元米ソフトボール代表・アテネ五輪金メダリストのジェシカ・メンドーサさんも「彼はいらだちを感じているようですね。そして、ストライクを投げようと苦労しているようでした」と解説した。
さらにデービス氏は「51球投げたので、怪我ではなく、未知の領域に入ったことで身体に異変があって、(降板したことを)願っています」と願望を込めて実況。メンドーサさんは「どちらかというと、念には念をという感じがします」と心配そうに語った。
(Full-Count編集部)