大谷翔平、ダルビッシュの日米204勝を祝福 自らは体調不良も…明かした“先輩”への思い

試合後、取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

黒田博樹氏を抜き日米通算勝利数で単独トップ

【MLB】レッズ 5ー2 ドジャース(日本時間31日・シンシナティ)

 ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地のレッズ戦の試合後に、歴代最多の日米通算204勝を挙げたパドレスのダルビッシュ有投手について「本人も嬉しいんじゃないか」と称えた。

 ダルビッシュは同日のメッツ戦に先発し、7回2安打無失点の快投で今季初勝利を挙げ、歴代最多の日米通算204勝を達成。7月7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦で戦線復帰を果たすも、4戦勝ち星なしと苦しんでいたが、5戦目での見事な投球内容に降板時には“ユウコール”が沸き起こっていた。

 報道陣からこの件について問われた大谷は「会えば話しますし、ピッチングも含めて『今どういう感じだよね』という意見を交換させてもらったりもするので、それは自分にとっても大きいです」と、リスペクトの気持ちを惜しまなかった。さらに「そういう節目の勝利っていうのは本人も嬉しいんじゃないかと。ご家族にとっても嬉しい1日じゃないかと思います」と続けた。

 ともにプロのキャリアを日本ハムでスタートさせ、背番号「11」を背負った共通点もある2人。2023年のワールド・ベースボール・クラシックではともに侍ジャパンとしてプレーし、世界一の歓喜を味わった。大谷は同日、4回途中に右臀部の痙攣で降板するアクシデントに見舞われたが、偉大な先輩への賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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