西武、浜屋将太が支配下復帰「入団時より成長できた」 2019年ドラ2→昨オフに育成降格

球団発表…イースタン10試合で防御率1.04
西武は31日、浜屋将太投手を支配下登録したと発表した。2019年ドラフト2位で三菱日立パワーシステムズから入団するも、昨オフに育成契約となっていた。1年で支配下復帰を果たし、「ここからまたがんばらなければいけない、という気持ちです」と語った。
26歳左腕の浜屋は樟南高、三菱日立パワーシステムズを経て2019年ドラフトで入団。1年目の2020年は12試合に登板し3勝3敗、防御率4.97をマークしたものの、2022~2023年は1軍登板ゼロ、昨年は1試合登板のみで、オフに戦力外通告を受け、育成契約を結んでいた。
今季はイースタン・リーグで10試合に登板し、防御率1.04と結果を残し、1年で支配下復帰を果たした。背番号は「111」から「90」となる。浜屋は球団を通じて「ここからまたがんばらなければいけない、という気持ちです。育成契約になるとき、色々な思いが巡ってくじけそうになりましたが、たくさんの人に支えてもらって、再度支配下となりました。入団時より成長できたと感じています。ファームでやってきたことを自信にして、1軍のマウンドで発揮したいと思います」と話した。
また、広池浩司球団本部長は「今年はここまでリリーフ一本で支配下契約を目指してきました。フォームの修正が実を結び、150キロを計測するようになったストレートとカット、フォークを中心とした変化球を武器にファームでしっかりと成績を残してきました。1軍のリリーフ陣に加わり、チームの勝利に繋がる活躍を期待しています」とコメントした。
(Full-Count編集部)