ド軍GMが明かすメイ放出の理由 起用法で“すれ違い”か「我々は考慮した」

取材に応じるブランドン・ゴームズGM(写真はスクリーンショット)
取材に応じるブランドン・ゴームズGM(写真はスクリーンショット)

ゴームズGMが会見「救援投手として貢献できていたかもしれない」

 ドジャースは、7月31日(日本時間8月1日)にダスティン・メイ投手をレッドソックスへトレードさせると発表した。トレード可能期間が終了し、取材に応じたブランドン・ゴームズGMは、メイの放出理由を明かした。

 レッドソックスからはジェームズ・ティブス3世、ザック・エアハード両外野手がドジャースに移る。27歳のメイは、ここまで先発の一角として今季19試合に登板して6勝7敗、防御率4.85の成績だった。

 ゴームズGMによると、ドジャースでは大谷翔平投手が投手として復帰するなど先発の頭数が揃いつつあることから、メイを救援で起用する考えもあったとしていたが、メイ本人は先発を望んだという。「彼は長い間、球団にとっての大きな部分を担っていた。彼との話を通じて、先発は彼にとって非常に重要だということは明白だった。その一方で、我々としては、彼なら救援投手として貢献できていたかもしれないと感じた。彼が先発投手として投げ続けることを強く望んでいることを理解しようとした。我々はそれを考慮した」と話した。

 メイ本人がトレードを求めたのかという質問については「求めていない」と説明。「そして、もし理にかなうトレードがあるなら、チームとしてオープンな姿勢でいるつもりだったということだ。そういう流れで、双方にとって(トレードの話が)まとまった」と経緯を明かした。

 ドジャースが獲得したティブス3世は、2024年のMLBドラフト1巡目(全体13位)でジャイアンツに加入した有望株。今季は6月にラファエル・デバース内野手のトレードに伴いレッドソックスへ移籍していた。今季マイナーではA+で57試合に出場して打率.246、12本塁打をマーク。2Aに昇格して30試合に出場し、打率.207、1本塁打7打点となっている。

 エアハードは今季A+で31試合で打率.342、1本塁打をマーク。2Aでは58試合で打率.227、8本塁打の成績を残している。

(Full-Count編集部)

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