大谷翔平、14打席ぶり安打&30度目マルチ 痙攣→中1日で“復活”…ド軍、4月21日以来の完封勝利

14打席ぶりのヒット&今季30度目となるマルチ安打
【MLB】ドジャース 5ー0 レイズ(日本時間2日・タンパ)
ドジャースの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、敵地でのレイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打1四球を記録した。第2打席での14打席ぶりのヒットに加えて、第3打席でもヒットを記録し、今季30度目となるマルチ安打をマーク。打率を.271とし、5-0での勝利に貢献した。
体調不良が心配された一戦でも、大谷は普段通りのプレーを見せつけた。7月30日(同31日)にシンシナティで行われたレッズ戦に投打同時出場。高湿の環境の中でマウンドに上がり、4回に突如降板となった。球団は「痙攣(けいれん)」と発表し、大谷は試合後の取材で「昨日今日とちょっと脱水気味ではあるので」などと明かし、右臀部が攣っていたとしていた。
ただ、休養日を1日挟んだこの日は初回1死の第1打席で四球を選ぶと先制のホームを踏んだ。3回1死の第2打席ではバットを折られながらも二塁内野安打を放った。このヒットが自身14打席ぶりのHランプ。4回2死一塁で迎えた第3打席ではライトに打球を運んで、2打席連続安打を放った。
6回2死一塁の第4打席は見逃し三振に倒れ、9回の第5打席は空振り三振だった。直近2試合は10打数無安打、5三振を喫していた大谷だが、8月に入るとすぐに復調ムードを漂わせた。試合前まで、大谷はレイズ戦で打率.354、長打率.808、OPS1.221の好成績で“お得意様”としていた。この日も2安打で相性の良さを見せつけた。
ドジャースは先発のクレイトン・カーショー投手が6回5安打無失点の好投で5勝目。後を継いだジャスティン・ロブレスキー投手が3回無失点5奪三振で初セーブを挙げた。4月20日(同21日)以来、103日ぶりの完封勝利となった。
(Full-Count編集部)