“三振率”48.7%…大谷翔平の空振りの多さが敵地も話題 見えぬ復調気配、本拠地ため息

直近13試合で26個目の三振
【MLB】ドジャース ー カージナルス(日本時間5日・ロサンゼルス)
本拠地にため息が漏れた。ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのカージナル戦に「1番・指名打者」で先発出場。6回までの3打席で2三振を喫した。ここ13試合で26個と“ハイペース”で三振を量産しており、敵地実況もあまりの多さに注目している。
7月26日(同27日)を最後に7試合ノーアーチと当たりが止まっている大谷。本拠地に戻ってからの一戦で復調が期待されたが、ソニー・グレイに完全に封じ込まれる。第1打席は4球目のボールになるスイーパーに空振り三振、2打席はニゴロ、6回の第3打席は5球目の真ん中低めに落とされたスイーパーにバットは空を切った。
敵地レイズ3連戦でも6三振したように、後半戦の大谷は三振の多さが目につく。カージナルス放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク・ミッドウェスト」でも話題を呼んだ。
大谷が6回に2個目の三振を喫するとリプレー映像を振り返り、元ドジャースで解説のマーク・スウィーニー氏は、グレイが外角のフォーシーム、スイーパー、チェンジアップを外角低め、高めとうまく散らし、最後に真ん中低めに落としたスイーパーに注目。「なんという組み立て。グレイはこの打席で見事でした。2ストライクに追い込んで内角低めのスイーパー。第1打席とほとんど同じ。オオタニは今日2つ目の三振」と右腕の投球を称えた。そして実況のチップ・ケリー氏は「ミスターオオタニは最近39打数で19三振です」と、三振の多さを淡々と伝えた。
(Full-Count編集部)