大谷翔平、二刀流で躍動も“守乱”で逆転負け 4回8K1失点&10戦ぶり39号2ランでMLB通算1000安打

39号2ランを放ち、先発して4回8K1失点だったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
39号2ランを放ち、先発して4回8K1失点だったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平、リアル二刀流弾でメジャー通算1000安打に到達

【MLB】カージナルス 5ー3 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたカージナルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、3打数1安打2打点の活躍を披露した。チームは3-5で逆転負けを喫したが、先発投手としては4イニングを投げ切り、8奪三振1失点で降板。54球を投げ、最速は101.1マイル(約162.7キロ)だった。4者連続空振り三振を奪うなど、堂々の投球内容だった。

 この日は昨年のワールドシリーズ制覇を記念した大谷版のチャンピオンリングが来場者に配布された。“主役”は投打で魅せた。3回1死二塁で迎えた第2打席で10試合ぶりとなる39号2ランを放った。本塁打は7月26日(同27日)のレッドソックス戦で放った38号先頭打者弾以来。8月最初の一発に本拠地は騒然となった。

 節目のメジャー通算1000安打をアーチで達成。日本人ではイチロー氏(3089安打)、松井秀喜氏(1253安打)に次いで3人目の快挙となった。大谷は8年目、通算988試合目で大台到達。なお、イチローは5年目、696試合目。松井秀喜は8年目、937試合目で1000安打をマークしていた。

 大谷は5回先頭の第3打席は四球を選び、7回2死の第4打席では空振り三振に倒れた。チームは8回まで3-2と1点リードしていたが、3番手のべシアが3本の安打を許し、味方失策も絡んで逆転を許した。チームは5カードぶりの負け越しが決定。8日(同9日)の本拠地・ブルージェイズ戦から仕切り直したい。

(Full-Count編集部)

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