大谷翔平が証明した「史上最高の選手」 米メディア称賛の嵐…敗戦してもなお“虜”

カージナルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
カージナルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

投げては4回1失点8K…打っては逆転39号2ラン

【MLB】カージナルス 5ー3 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)

 あまりに鮮烈な活躍だった。ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのカージナルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。投げては4イニングを投げて2安打1失点、8奪三振の快投。打っては39号を放った。米メディアからは「ショウヘイ・オオタニは史上最高の野球選手」「ユニコーンが帰ってきた」などと称賛の言葉を並べた。

 大谷は3回、二塁手ロハスがフライを捕れない不運も絡んで失点した。しかしその裏、自らのバットで2ランを放ち、一時逆転に成功。8度目のマウンドは復帰後最長となる4イニングを投げ切った。投打の活躍に米メディアも称賛を惜しまない。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「私はもう一度ここに来て言う、ショウヘイ・オオタニは史上最高の野球選手だ。彼が見せてくれることに飽きることはない」。米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は、100マイル(約160.9キロ)以上を5球投げながら、飛距離440フィート(約134メートル)の本塁打を放ったことに触れ、「ドジャースのスーパースターは信じられないほど素晴らしい」とべた褒めだった。

 LAメディアも称賛の嵐だ。「ドジャース・ネーション」は「私たちの先祖が夢見ていたようなレジェンドだ」と言えば、同メディアのダグ・マッケイン記者も「今季8度目の先発で球場を完璧に支配した」「ユニコーンが帰ってきた」と言葉を並べた。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」も「本塁打を打ってからの3者連続三振……うちの指名打者はえげつない!」と目を丸くした。

 大谷の投打の活躍がありながらも、ドジャースはブルペンが崩れて接戦を落とした。それでも、着々に歩みを進める二刀流の完全復活。いよいよ大谷が本来の姿を取り戻している。

(Full-Count編集部)

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