広陵が初戦突破 堀田昂佑が9回完投、先制許すも終盤に逆転…午後7時30分開始のナイター

試合前に広陵・中井監督が暴力事案に初言及「学校発表した通り」
第107回全国高校野球選手権大会は7日、大会第3日が行われ、第4試合で広陵(広島)が3-1で旭川志峯(北北海道)に勝利した。
広陵を巡っては、大会が開幕した5日にSNS上で暴力事案が拡散。その後、日本高等学校野球連盟は「広陵高校硬式野球部内の暴力事案について」の声明を発表し、大会出場の判断は変わらないとした。また、同校は1月に暴行事案があったことを認めたうえで謝罪し、3月に厳重注意措置を受けたことを説明。加えて、SNS上で拡散されている事案と報告していた内容以外に新たな事実関係はない旨を表明した。
7日は午前の部が雨天により中止となり、第3試合が延長11回までもつれたことで、午後7時30分開始のナイターとなった。3回まで両チーム無得点だったが、4回に旭川志峯の5番・石田健心内野手が中前適時打を放って先制した。しかし、広陵はその裏、2死から高橋海翔内野手(2年)が三塁打と失策でそのまま生還。同点とした。
6回には犠飛で勝ち越しに成功すると、7回にも犠飛で貴重な追加点を上げた。投げては堀田昂佑投手(3年)が9回124球を投げ、3安打1失点、10奪三振完投で勝利を飾った。
(Full-Count編集部)