大谷翔平は「クレイジーだよ…」 “仲良し元同僚”が受けた衝撃「常人離れした存在」

元同僚が見た大谷の44号アーチ「最高レベルのパワー」
左翼の守備位置で、衝撃の打球を目撃した。ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の敵地ロッキーズ戦で、44号ソロを放った。角度19度の強烈なライナーは、打球速度115.9マイル(約186.5キロ)で右翼のロッキーズブルペンへ消えていった。弾道を見つめていたミッキー・モニアック外野手は、ひとり懐かしさを感じていた。
エンゼルス時代には、大谷が移籍するまで1年間半ともにプレー。グラウンド内外で仲睦まじい間柄となった。幾度となく豪快なホームランも見ていたが、44号を目の当たりにし「僕が今まで見てきた中でも、最高レベルのパワーを持っているからね」と度肝を抜かれた様子だった。
44号を放ってから2日後、打球を見た感想を聞くと「ああ、確か打球速度が116マイル(約187km)とか、それくらいじゃなかったかな……」と、“兄貴分”の一発の詳細は把握済。「クレイジーだよ……。彼は常人離れした存在だ」と表現した。
「何度か一緒に打撃練習をしたことがあるけど、あれは僕が見た中で一番印象的だったBPだったね。それをそのまま試合でやってのけるんだから、特別なことだね」。敵となってもその活躍ぶりには驚かされ続けている。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)