「彼は危険です」→直後に大谷が41号 届かなかった警告…敵軍放送席は当然のごとく絶賛

「はっはっはっは。確かに彼は危険ですよ」→大谷がHR
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に2試合連発となる41号先頭打者弾を放った。ブルージェイズの地元放送局では“大谷の危険性”を説明していたところだったが、その警告はバッテリーには届かなかったようだ。
初回、カウント1-2から相手先発エリック・ラウアー投手が投じたカットボールが甘く入った。腰を少し落として泳ぐ形になりながらも、バットを軌道に乗せた。打球はグングン伸びて右翼席へ着弾。飛距離400フィート(約121.9メートル)、打球速度106.3マイル(約171.1キロ)の一発に本拠地ファンは大歓声だった。
ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」では大谷の打席時、実況のダン・シュルマン氏が「彼は110得点しています。彼はたくさん出塁して、ベッツやフリーマン、テオスカーもいます。彼はスイングする度、危険な男です」と説明。解説のバック・マルティネス氏「はっはっはっは。確かに彼は危険ですよ。そして彼は直近8試合で絶好調なんです。打率.452、本塁打を何本か打って10打点です」と、大谷の成績で盛り上がっていた。
すると、直後に大谷が41号アーチ。シュルマン氏は「右翼へ大きなあたり。41号です。彼は別格ですね」と淡々。マルティネス氏は「ショウヘイ・オオタニのような選手を今後見られるのか、私にはわかりませんよ。投打両方での能力。(ブルージェイズバッテリーは)外角を狙っていましたが。彼はストライクゾーンの低めの球を捌くのが非常にうまいです」と大谷を絶賛していた。
(Full-Count編集部)