大谷翔平の打席で…敵将激怒に絶句「いやあぁぁ」 敵地放送席から漏れた“声”

9回満塁の場面でシュナイダー監督が激高
【MLB】ブルージェイズ 5ー4 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)
ブルージェイズ側放送席が嘆きの声を上げた。10日(日本時間11日)に行われたドジャース戦、9回1死満塁で大谷翔平投手に対し、メーソン・フルハーチ投手が投じた2球目の判定を巡り、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督がベンチで激高する場面があった。
カウント0-1から投じた2球目が内角高めに。大谷は体が反応しスイングしかけるも判定はボールとなった。球場がざわつく中、ブルージェイズ側の地元放送局「スポーツネット」も即座に反応。実況のダン・シュルマン氏は「いやあぁぁ」と声を上げ、解説のバック・マルティネス氏も「彼は振ったと思う。(ボール判定となり)なんてことだ。彼は振ったように見えましたが」と続けた。実況と解説がほぼ同時に声を発し、判定への驚きと不満を伝えた。
勝敗を大きく左右しかねない局面だけに、ブルージェイズのベンチも立ち上がり、塁審に向けて強く抗議する様子が中継にも映し出された。疑惑の判定となったが、フルハーチは大谷を三振、続くムーキー・ベッツ内野手を三ゴロに打ち取り、勝利をつかんだ。
SNS上でもこの判定は物議を醸した。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」はX(旧ツイッター)で「彼ら(審判)は大谷のスイングをチェックしたと言った」と記し、写真付きで紹介。判定が大いに議論を巻き起こすことになった。
(Full-Count編集部)